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僕は西部劇の資料について調べているので、参考資料として次の本を重宝しています。 これはアンティークの銃の本です。
最近は動物の命を奪うより、動物の命、息づいている姿を永遠に残せることに興味があるので、カメラのシャッターに非常に興味があります。
西部の史実がその時代の視点で描かれています。僕が生まれる前だから、大先輩の本で、現在では忘れ去られた西部劇映画がのっています。
貴重な資料です。筆者の名前は小林久三ですが、津神久三、白井哲の二つの筆者名を使い分けるのだそうです。
この古書も高かった。昭和39年の初版本。札幌ではまず、入手不可能です。
著者: 増淵 健 古本屋さんで購入。7500¥。
冒頭でガンマンは必ず左肩を負傷するというパターンのところで不覚にも大笑い。
西部劇研究の基本的書籍。再販前に買ってしまったので、高かった。内容はとても充実しています。
よく、ルールの奴隷になるな! と、TRPGのルールブックに書いてあった。
だけれども、過去、魔術師の呪文のようにギミック化された部分が、技の類で、全般的にギミック化するのはどうかと思う。
ギミックを生かそうとするあまり、楽しさが失われていないだろうか。
故 大貫昌幸氏がデザインした、「ダブルムーン伝説TRPG」から、始まった流れだと思います。
その後は、技のギミックに関して、細部の描写がなくて、困ることが多い。
たとえば、飛び上がって弱点を突き刺すとします。
天井の高さはどれくらい必要で、弱点は複数あるうちの最善のポイント限定なのか。
寝そべった態勢で組み合っているところで状況次第では狙える弱点は変動する。
こういった細部がすごく重要なんです。TRPGは、さまざまなシチュエーションドラマの中で、「ギミックを生かそうとするあまり、楽しさが失われていないだろうか」と、思うのです。
細部が欠けていると特に感じる例としては、昔、「雷撃系」の呪文が金属張りの部屋では使えなかったとか、ね。このあたりの細部描写が欠けていて、面白さが少なくなったのかな、と。
呪文にしろ技にしろギミックのそれぞれには、プロセスが伴っていて、あるプロセスの一部の具象化が成り立たない、ではどうするか? という、特別性、異色性が、欲しいところです。
PLのキャラクター(PC)というものは、イマジネーションに偏ると、インスピレーションを不要とする「面白くなさ」の原因です。
暴論でも、仮定してみれば分かることがあります。
無敵キャラクターは何がやりたいのかはっきりしないと、作られたとします。それでも、何が面白いでしょうか。
われわれが遊びをして、面白いと感じるのは、何かの「成功」が喜ばしいフィードバックとして返ってくるからです。もし、いつも「成功」だったとして、それを喜ぶことができるでしょうか。
キャラクターのイマジネーションとは、PLの「やりたいこと」のバランス、GMのイマジネーションの産物の展開連鎖の「架空世界」へのアプローチ(介入)の傾向、スジというものです。
PCとは、PLが「やりたいこと」「かかわりたいこと」の、ひいては面白がりたいことと言えます。
スリルが失われれば、全てをキャラクターの力で乗り切ります。つまり、GMは壊れにくい作りやすい想定しやすいシナリオを作ることが出来ます。これは悪いことです。
なぜなら、遊びの面白さの価値が簡単に奪われてしまいます。
このあたりをTRPG論として肝に銘じていただきたい。
キャラクターメイキングのマンチキンや、PLのサイコロごまかしなどは、僕が批判の根底におくのは楽しめないからであって、楽しい時間を共同で作ることから外れることと同義です。
分からない方とは遠慮したいですね。
分かりやすく言うと、「ルナ・シルバースター・ストーリー」で、所持金がザックザックで、クライマックスにしか楽しみがなくなるような感じ。「風来のシレン」で、永続的に無敵なのがはじめの一度目から。
分かりにくいでしょうか。
GMの筋運びにそぐうようにしか進めない、いわゆる「ストーリーGM」が、嫌われるように、「ノンリスクPL」とでも言っていいでしょう。
アドリヴ演劇に、アドリヴ否定のくびきをかけては、リブレット演劇でしょう。
この論で言うところで含まないのは、ゲームに、チェスのエチュードのような、仕掛けを仕込むことですが、それは論の対象外としておきます。一般的な遊び方についてです。
システムデザイナーは、意外性を提案するものと思います。
シナリオデザイナーが、GMに「壊れにくい作りやすい想定しやすいシナリオを運営させる」よう強要して、ひいてはPLのPCに及ぶのではないでしょうか。
多くの場合、シナリオデザイナー=GMのパターンがほとんどだと思いますが、この局面が全てではありませんでした。
GMがオーダーメイドでシナリオを拵えてあっても、市販のシナリオの問題点として、ある局面で有用な無敵ぶり、活躍ぶりが、仰々しいまでに強制されていることは問題です。
PLが見せ場を作るのであって、PCが活躍するのであって、シナリオデザイナーが仕込みをハデにやらかすと温めるだけのレトルト食品になるんです。