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GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

[SYS]意図しない合成の典型例2


記念硬貨A、Bがあって、それぞれ表・裏がある。


積の合計 1 表B 0.6 裏B 0.4
表A 0.3 積 0.18 積 0.12
裏A 0.7 積 0.42 積 0.28


積の法則 二つとも表が出る確率 0.18
和の法則 少なくともひとつ表が出る確率 0.18+0.12+0.42 もしくは 1-0.28


これを能力値A、Bがあって、それぞれ成功・失敗がある。
 

積の合計 1 成功B 0.6 失敗B 0.4
成功A 0.3 積 0.18 積 0.12
失敗A 0.7 積 0.42 積 0.28

積の法則 二つとも成功が出る確率 0.18
和の法則 少なくともひとつ成功が出る確率 0.18+0.12+0.42=0.72
もしくは 1-0.28=0.72
でもいい。

AとBの能力値の平均とすると、(0.3+0.6)÷2=0.45 この解釈はどうおかしいのか。

積0.18が二回足されているので、
(0.3+0.6-0.18)÷2=0.36
または、能力値の平均とすると、
0.72÷2=0.36

つまり、少なくともひとつ能力値A、Bを成功させて、1/2判定をするか、
逆の手順で、1/2判定してから、少なくともひとつ能力値A、Bを成功させればいい。

3つの場合もこの手は使える。
ただし、感覚的におかしい気がする。

普通に計算して、値で判定したほうがいい。

ただし、この方法では、積(つまり、0.18)がどれくらいなのか、わからないので、
能力の平均は、2つの能力共に等価値とした場合に限ります。

参考
[SYS]意図しない合成の典型例


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