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GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

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マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 2016年 9/11号[分冊百科]

「群盗荒野を裂く」
「バンディドス」


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マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 2016年 8/28号[分冊百科]

「砂塵に血を吐け」★レア★
「夕陽の用心棒」


[WESTEN]19世紀アメリカの法と経済

学術書ですが、当時の開拓の仕組みが分かります。やっと理解できそうです。


19世紀アメリカの法と経済

折原卓美 著

本書は、19世紀におけるアメリカの経済を「制度的要因」、すなわち経済活動を規定するフレームワークとしての法との関連性いかんという視点から論じたものである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 19世紀アメリカにおける経済発展と法-研究史の整理
  • 第1部 連邦土地政策(初期連邦インディアン政策と土地投機-インディアナ北部の事例
  • 公有地政策と先買権法
  • ホームステッド法の政策理念
  • 公有地政策と公有地処分-ミネソタ州ワセカ郡の場合 ほか)
  • 第2部 州経済開発政策(19世紀前半における財産権概念の変容-Morton J.Horwitzの所説を中心として
  • カリフォルニアにおける農業開発と水利権問題-1850‐1887年
  • 州の経済開発政策と収用法
  • 「共働者規則」の経済史的意義 ほか)

「BOOKデータベース」より


[つれづれ]共有地(コモンズ)の悲劇の主張の失敗例

https://kotobank.jp/word/%E5%85%B1%E6%9C%89%E5%9C%B0%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87-1125495 より。 

・(例) 
ある共有の牧草地があり、5人の村人がそれぞれ20頭ずつ羊を飼っている。ここには羊100頭分の牧草しかなく、それが守られていれば、村人みんなが牧草地の恩恵に預かれる。また、この羊は1頭100万円で取引され、羊が1頭この牧草地に増えることにより餌となる牧草が減り、栄養不足のため99万円で取引される。以後、1頭増える度に、1万円ずつ取引価格は下がっていく。(初期の村人一人の取引高は2000万円) 
合理的な村人は、自分の効用(利益)を最大限に高めたいと考える。村人にとって、羊を減らしたり、現状数を維持するより、増やしたほうが自分にメリットがあると考える。そこで村人Aはもう1頭羊を放牧した。結果、村人Aは2079万円の利益を得た(羊21頭×99万円)。他4人の村人は、1980万円と取引高が減った(羊20頭×99万円)。 
それを見た周りの村人も自分の効用を最大限に高めたいという合理的な考えの下、それぞれが自由に羊を共有地に放し始めた。結果として、牧草地が荒れ果て誰にとっても使えないものになってしまった。 
加えて、自由に放牧した場合の総利益は最適に管理された状況での総利益よりも少なくなってしまう。例えば、5人全員が1頭ずつ羊を増やした場合、一人当たり1995万円(羊21頭×95万円)となり、適正に管理をしていたときに受け取れる利益2000万円(羊20頭×100万円)より少なくなってしまう。 
また、全体の利益を考えても、最適な管理下での総利益は1億円(羊20頭×100万円×5人)であったはずが、自由な放牧下では、9975万円(羊21頭×95万円×5人)と、こちらも減少する。 
・周りと協力すれば誰にとってもいい結果であったものが、自らの利益追求図ろうとしたため、最終的には誰にとっても悪い結果になってしまうことを意味している。 

ちょっと考えるとこの例は破綻してるでしょう。

例で言うのならば、共有の牧草地を半分の50頭分の羊のために柵を設けるとどうだろうか。
5人の農家がそれぞれ20頭の半分、10頭についてだけ放牧して良い区画を設けるとしよう。
村人全体の売上の5000万円(一人の農家1000万円)は担保されることになる。残りの10頭他を合わせた増加分の方は上の例で言うならば、同様に損害を受ける。
しかし、損害の減少はない。一人の農家が柵外に11頭の場合、1045万円(11頭×95万円)であり、合計で2045万円得られる。全体の利益を考えると2045万円×5)1億と225万円となる。
栄養不足の羊を得た方が全員の利益を高める。単なる最適化の問題になってしまっていて、主張にはそぐわない例であろう。

この反論が出ててしまうのは、例に不備があるからであろう。農家一人19頭を柵の中の牧草地に管理し、1頭以上を柵外に放つとする。これを各2頭とすると、本来5頭に割り当てられた牧草地は10頭に割り当てられることになる。栄養不足による減益はもっと大きな被害になるはずである。
単純な加算減算で説明するのではなく、1頭あたりの必要面積から、栄養不足の減益を算定しなければならない。

そうであれば、50頭の牧草地の柵外の55頭の被害はそれぞれ10万円で、990万円(11頭×90万円)だろう。ある農家が抜け駆けするならその羊を殺すという脅迫戦略が有効なチキンゲームに他ならない。

これでは協力ゲームの理論ではなく普通のゲーム理論で説明できるはずであり、ナッシュの考え方(ナッシュプログラム)ですむ。協力の本質を何も捕らえていないのではないか。

マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 2016年 8/14号[分冊百科]

「復讐の用心棒」
「スレッジ」


[つれづれ]スタンフォード監獄実験

フランケンシュタインの誘惑「人が悪魔に変わる時 史上最悪の心理学実験」 - NHK

見逃し配信

8月25日木曜 NHKBSプレミアム 午後5時00分~ 午後6時00分(再放送)

Wiki スタンフォード監獄実験

 TRPGにはこうした面が幾分ある気がします。
 こうした状況のバイアスがかからないでいられるのは、GMという司会役がいて、ストーリーが進行する仕組みがロールプレイと組み合わさっているからでしょう。
 ロールプレイ(役割演技)がストーリー展開と無関係であるような場合、こうした現象が起きるのではないでしょうか。GMがストーリー展開を無計画にしてPL(PC)を自由にさせた場合、実はより正気のPLが看守役や囚人役のままでいられるでしょう。
 ですからストーリー展開は興味を引くように準備しなくてはならないのです。ストーリー展開によって状況を変えなければ、PL自身の個性の要点を発揮できず、役割に平凡に埋没していくと思います。

 例えばリエナクト(リイナクトメント)サバゲで、個性が埋没するのはこうした状況のバイアスがかかるのに近いからでは? と思っています。普通、サバゲはご親切に主人公扱いはしてくれませんから。小芝居を入れたりして愉しむようなことをしないと面白くないでしょう。


 ミミクリとしての遊戯ではこうした力、状況のバイアスがかかるのは、真面目な取り組みとして排するような要素ではないと思います。TRPGではこの状況のバイアスをストーリーの符丁として利用するから成立するのだと思います。
 番組によるとグアンタナモ基地強制収容刑務所での虐待などに心理学の軍事利用を行っていたことを公式に米心理学会が認めたそうです。カイヨワ的にミミクリの堕落したパイディアと捉えることも出来ると思います。

 ロールプレイ=役割分担の考え方は、状況のバイアスで立ち位置を楽に保証してくれて個性を埋没させることができる。悪いことではありませんが、突き詰めればその原理はこうしたものでしょう。



『エス』 (原題:Das Experiment、国際向け題:The Experiment)


映画『エクスペリメント』予告編


マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 2016年 7/31号[分冊百科]

 再版のものと日本新発売のものの抱き合わせで鋭い変化球が厳しくなってきました。
 意地悪いよね。
 次に出すときは吹き替え発掘されているとかでは?

 何万もはたいて手に入れるよりものすごく良心的ですが何万もはたいた方から見ればなんで安売りセールしているんだかとか。すごくお買い得なのは間違いないです。

「荒野の大活劇」
「復讐のガンマン」


マカロニ・ウェスタン傑作映画DVDコレクション 2016年 7/17号[分冊百科]

「ガンマン大連合」
「ミスター・ノーボディ」


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