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GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

[TRPG]法律学者のTRPG

 遭遇したケースで、当方とは性が合わないのが「法律学者のTRPG」とでも言うべきもの。


 「ルール」にあるから、ないから、といって、ロールプレイ(役割演技、またキャスト的な演技も含む)がおかしくなるもの。


 TORGで一向に戦闘を終わらせず、シナリオが終わるまでとっておくと成長に有利なドラマカードが全部出尽くすまで長引かせる。
 DEADLANDSで射撃時、考えうる最悪の事態のファンブルによってGMがPCに失明のペナルティを与えた。にもかかわらず失明は「ルール」にないからと、普段どおりの能力を発揮する。


 このような考えはTRPGの「ルール」をガイドラインとして捉えておらず、法律体系のようなものとして、審判というより判決を導くようなものとして捉えているのだと思う。
 「ルール」を法律扱いして、それに従うことでアドバンテージを得ようとする。または「ルール」にないとして、失明などを処理しない。


 何が欠落しているのかというと、人によっては常識、想像力、コミュニケーション能力などを挙げるかもしれない。


 PSPでモンハン通信プレイでもしたら、ルールどおりで、ロールプレイもいらず、GMも不要です。「法律学者のTRPG」をやるにはもってこいだと思います。


 わざわざ人と人でやるようなTRPGには、TRPGなりの要素を持っているはずでしょう。


 ルールどおりではなく、ロールプレイが不可欠で、GMを必要とします。
 これがTRPGとして肝心なところで、この形態の遊びの可能性はまだまだ切り開く余地があると思います。


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