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GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

ゲーム・デザインとTRPGプレイの違い。

 語義の定義で勘違いされている方がいるが、ゲーム・デザインは、ルール・システムの構築であって、ゲームがプレイされることとは違う。

 ゲーム・プレイされる「前に」合意的に選択されるものが、ゲーム・デザインの全てであって、TRPGプレイが、デザインの一種であろうと、区別しなくてはならない。

 言葉が混乱されているかと思う。

 元を正せば、B氏の見境のない語義の乱用からの誤解から来る。
 B氏はTRPGプレイが、ゲーム・デザインだと言い、自分にはゲーム・デザイン能力はないという。
 明らかに別の意味合いで語っていることが明白なので、文脈の整合性から、分別をつけておきます。

 いまだに訂正されないのでは用語に関してお話できません。

 狭義の、広義の、というお話でもない。

 セッションという言い方はJazzセッションと似たような意味で、スタンダードナンバーをアドリブを利かしてプレイすることが連想されます。それはコード進行やリズムの改変による創造的な即興です。
 クラシックでは、リヒテルとクライバーによる曲は、その二人のピアノが喧嘩して聞くに堪えません。

 プレイには準備されたデザイン・コンセプトがありません。
 ゲーム(TRPGシステム)にはあります。
 プレイにあるのはデザイン的であれ、テーマ(主題)とアプローチ(関わり)です。
 プレイにデザインがあると取り違えると、どうしても語弊を生んでしまいます。

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