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GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

自由と管理と制限

 三すくみのような把握をしてしまいました。

 これが間違っていて、図示すると、三すくみでも全くなくて。

PLとGM 自由 - どちらか
管理 どちらか -
デザイナーとPLとGM 制限 必須 必須

  ハンドアウトやプロセスの規定の採用は、GMとPLが採用した時点で「管理」となる。手塚治虫が、言うところの「シチュエーション・ドラマ」系列のルールシステムは「管理」下である。

 それ以外手がかりがない。

 「自由」「管理」「制限(制約)」の内容が分類されていけば、意義がある論考だと感じる。今のところ、最近はやりの「シチュエーション・ドラマ」とは無縁に楽しみたいという意図しか了解できません。

 一番気にかかるのが、こちらの構想の「レッテル・システム」「コンダクト・システム」「五線譜判定」などは、「管理」下に従える例になるのだろうか、ということ。

 たとえば、TORGのドラマデッキは、「制限」から飛び出した「管理」の例なのでしょうか。このあたりの判定基準がとてもあいまいに感じます。

 やはり、もうひとつ、「制限」にかかる「自由」による突破を「管理」するのか、そもそも、「管理」「自由」を並立させる条件が提示されながら、回避する意図は何なのかが疑問です。



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