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GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

[WESTERN]「トゥームストーン」にでてくるファロ。

トゥームストーン

 「トゥームストーン」の一場面です。
 パッと見で、ポーカーではないので、なんのゲームをしているかわかりません。
 これは、ファロ(ファロウ、フェアロー、ファラオ)というゲームで、19世紀末に遊ばれたトランプゲームです。

 FLASHのゲームで無料で遊べる所があります。



 Wichita Faro -- Play faro card game online and journey to America's frontier past. Free Flash game, Sean Gleeson, designer, Oklahoma City, Oklahoma

 Android版無料(プレイ画面からちょっと雰囲気が違いますね)

 Arizona Faro



 アンティークのFARO用のゲームグッズ(casekeeper――カードの残り枚数を示すそろばん状のもの、layout――ゲームボード、dealing box――カードを一枚ずつ取り出すボックス)が高値で取引されていますが、もう、プレイされているゲームではないとされます。

 現在入手可能なのは、ちょっとないかもしれません。
 

 ルールは、勝つカードを当てるというもので、賭けたカードが負けカードのとき、チップがなくなります。勝負がない場合、負けカードに賭けていないときは、チップはなくならないというものです。

 プレイするとわかると思いますが、少額を小さく賭けていると、勝負が成立しないことが多いので、プレイしても、ヒマだったでしょう。
 そこで、サルーンでは、娼婦が声をかけやすいゲームだったと想像します。

 そういうサルーンの営業形態が今はもうないですから、プレイされなくなっていったのかなあ、と勝手に想像します。




 DVDの「トゥームストーン」は、2012年1月現在、再版されていなくてすごく高いです。VHSとDVDの切り替わり時期の発売だったため、レアです。日本語吹替も入っています。

 もし、買うなら、VHSの字幕版と吹替版でしょうか。



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