忍者ブログ

GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

[TRPG]掛算・割算、三角関数、平方根などを足し引き算にする。

 開発費交渉で、TRPGのシステムに掛算・割算を用いると説明したら、アナログゲームで電卓をつかうなんて、と駄目出しされました。

 Skype端末やPHSをテーブルにぶん投げられて、電卓はガラケーにもあるという僕らのプレゼンにケチを付けられたのは決して忘れません。

 そんなのは対数を使えば良いし、せいぜい小数点一桁の精度があれば良い。
 黎明期のT&Tでさえ、割り算していたのに。

 自社製品でも電卓使うでしょうに。
 (ソンケーしているゲームデザイナーさんたちをぼろくそに言われたのも忘れられません。けなした上でアイデアを使っていいかとか断りました。ですからプレゼン失敗ではないでしょう。腹積もりは分かっています。ちびちびとした時間と自腹の開発費で作ります。プレゼン能力をけなす人は成功報酬で雇ってあげるよ。)


 それで、調べていたら対数表に到達しました。
 エクセルで出すことが出来ますが、レイアウトを見るために購入しました。
 見やすい表です。
 電卓使うとアナログゲームではないとエライ人が言ってましたので、一瞬で計算できる計算尺のほかそろばんを用意すれば良いでしょう。
 対数を計算する方法は、これを参考にすると良いでしょう。
 他のゲームで数式アレルギーが出るとかいう人には、おすすめです。






 なんらかの性能の微妙な差を表すにはデザイン上、どうしても掛け算割り算が出てきます。デザインした方には避けられないジャンルがあることが分かると思います。
 レイアウトをやっているような仕事で、三角関数や平方根が分からないという冗談はネタですよね。さすがに。CADに近い知識はふつう使えてますよね。

 紙のサイズや対角線も測れないグラフィックデザイナーは知ってます。いちいち計算してくれと電話がかかってきていました。  


PR