基本情報として研究のためのメモです。
TRPGの研究について僕が関わると考える基本情報です。
まず哲学方面から遊戯論があります。現象学などが関わります。ホイジンガ、カイヨワ、フィンクなど。
文学方面では物語論からのアプローチがあります。ナラティブという概念など。
次に、数学、どちらかというと経済学方面からゲーム理論が関わってきます。
そして、心理学や社会学や教育から、コミュニケーションの理論が関わってきます。TRPGを用いた障害児への教育の論文は珍しくありません。
情報学からは将棋などの人工知能を用いた研究もあります。アルゴリズムなどが関わってきます。
これらは、総じて人間解明の学問です。
人間とは何かを、全て解明することは難しいので、ゲームという狭い枠に置くことで、人間の解明に役立てようという研究です。
その上でゲームを論じるのがゲーム学で、TRPGももちろんその対象です。