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よく西部劇ではロープの技(ローピング)で、投げ縄をします。
ちなみに、この投げ縄の輪のことを「ラリアット(スペイン呼び名が別にあります)」と呼びます。このラリアットを犠牲者の首にかけ、馬で曳き、犠牲者は倒れた状態で引き摺られるシーンが良く出てきます。
これは擦り傷を作るためではありません。首を折ったり、息を止めるわけでもありません。
擦った傷はやけどになります。医学的には擦過熱傷といいます。擦り続けると、全身がやけどしていきます。
熱傷
このサイトを見ると、
(引用開始)
(引用ここまで)
とあり、引き摺られてできるのが30%を最低とすると、Ⅱ度にまで達すれば、重度の火傷になり、致命的です。熱傷ショックという重篤な症状も起こりえます。
映画のスタントマンは完全に防備してこなしますが、実は楽しく残虐に徹底的に叩きのめす圧倒的な手段です。あまりにも知らない方が多いので、こちらとしても驚きました。
自動車で、アスファルトなりの上を、引き摺られたら死ねますよね。それと同じです。
僕は交通事故で、学生の頃ハネられましたが、擦過熱傷だらけになり、学校の制服のズボン、化繊部分は、熱でぼろぼろに溶けました。