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GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

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西部劇のマンネリズムまたはシンタックス(文法)

 開発当初から意識していたのですが、西部劇にはお約束があります。

 ヒーローは必ず左腕又は肩を負傷する。

 ガトリングガンが出てきたら、とりあえずエキストラの悪役は「わーー」と叫んで倒れる。

 などなどです。これは史実と映画の扱いの上では、全く異なり、西部劇のマンネリズムまたはシンタックス(文法)と呼べるものです。この部分を簡単に組み込めるような優しい設計を計ることで、マスタリングしやすくなるかと思います。

 ファンタジーものの「お姫様と王子様は末永く幸せに暮らしました」というお約束と一緒で、また、「スフィンクスは必ず謎掛けをしてくる」などがそうです。
 西部劇は開拓精神ばかりではなく、騎士道精神が最も重要で、「もっとも男が男らしく、もっとも女が女らしかった時代」と呼ばれる舞台なのです。

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ビクトリーショー

ビクトリーショー



http://www.sams-militariya.com/l.html



 に、DUKE廣井先生から、お誘いいただきました。片隅で、サバイバルゲームのものとウエスタン・ガンファイトの上映が行われていました。

 レミントン・デリンジャーの8mmトイ・ガス・ガンのホルスター付きを購入しました。8mm規格は、現在は入手できないのですが、イベントでは入手できました。

 こんな感じです。
DVC00003.JPG
 
DVC00002.JPG
 
DVC00001.JPG

 8mmBBを通常のBBサイズにするカートリッジがあったのですが、一発のみ。今回は断念しました。
 5000enで、譲っていただきました。





「夕陽のガンマン」

夕陽のガンマン

PER QUALCHE DOLLARO IN PIU
FOR A FEW DOLLARS MORE
1965年イタリア・スペイン

監督・原作・脚本
セルジオ・レオーネ
撮影
マッシモ・ダラマーノ
出演
クリント・イーストウッド
リー・ヴァン・クリーフ
ジャン・マリア・ヴォロンテ

 

関係

 賞金稼ぎのモーティマー元大佐(リー・ヴァン・クリーフ)は50年も稼業を続け賞金首を上げてきた。時々何かを持って耳に手をやるしぐさをする。
 モーティマーより若い賞金稼ぎの男(クリント・イーストウッド)はモンコとも名なしとも呼ばれスマートに、時に強引に賞金首を上げていた。
 殺人犯エル・インディオ(ジャン・マリア・ヴォロンテ)は子分の助力で脱獄し破格の賞金をかけられる。子分それぞれにも賞金がかかっている。自分を売った男の妻子を殺し、懐中時計の音楽が止まったら拳銃を抜けと告げて、殺す。インディオは麻薬中毒でオルゴールの付いた懐中時計を大切にしている。

 インディオはエルパソの銀行の襲撃を立案。子分を偵察に向かわせる。
 モーティマーはサルーンにいるインディオの手下を馬鹿にして探りを入れるが、手下はすごすごと帰る。
 二人の賞金稼ぎが出会う。名なしはモーティマーを町から追い出そうとする。しかし協力関係を結ぶことに。(名なしはモーティマーを出し抜こうとするたび、裏を掻かれてしまう。)
 名なしは内から、モーティマーは外から攻めることに。名なしはインディオの手下のサンチョを脱獄させて助け、手土産としてインディオの仲間に加わる。
 インディオは名なしには別の町の銀行の襲撃をさせる。名なしは付けられた手下を皆殺しに。さらに電信所で銀行の襲撃があったとニセの電文を送信させてエルパソで、モーティマーと待機する。インディオの本当のねらいは手薄になったエルパソの銀行で、銀行強盗は成功する。
 モーティマーは名なしに北へ向かわせるように指示を出す。名なしはインディオの元に戻り、一味は北へ向かう予定だったが、名なしは南の国境越えを勧める。強盗一味は東のアグア・カリエンテへずらかる。
 アグア・カリエンテにはモーティマーがいた。モーティマーは分け前を要求する代わりに、一味の奪った金庫をあけることができるとインディオに申し出て金庫をあける。
 インディオは奪った金は日を置いてほとぼりが冷めてから、配分することにする。

変化

 モーティマーは奪った金をサドルバッグに移し変え、箱の中に手配書を入れ、カギを閉めなおす。名なしはサドルバッグを持って屋根の瓦を元に戻してでるが、見つかってしまう。モーティマーも同じく見つかりリンチにかけられる。
 インディオは一人の手下だけとカネをもって遠くへ行くことに気を変え、仲間をその手下に殺させて、賞金稼ぎの二人を逃亡させる。
 仲間を殺し逃亡させたことを擦り付けてインディオは手下を殺し、賞金稼ぎと手下を戦わせる。
 銃撃戦。
 だまされなかった手下の一人がインディオのところに戻ってきてインディオを脅して箱のカギをあけさせるが、箱の中にはインディオの手配書一枚。カネはどこにも見つからず、賞金稼ぎと対決するため、手下は銃をインディオに渡す。
 箱をしまった部屋から出てきたところをモーティマーが撃つ。
 銃撃戦が終わる。
 しかし出てきたのはインディオではなく、モーティマーは銃をインディオに落される。
 インディオはモーティマーに懐中時計の音楽が止まったら拳銃を拾えと告げて、音楽がとまりそうなとき同じ音楽が聞こえる。名なしがモーティマーの持っていた懐中時計をこっそり、掠め取っていたのだった。名なしはモーティマーに拳銃を渡し、勝負を再開させる。

 (インディオは女性のボーイフレンドと、女性自身の自殺をさせた強姦者であることがあきらかに)果し合いはモーティマーの勝利に決着し、インディオの持っていた懐中時計のふたの写真は自分の妹だと名なしに明らかにする。
 モーティマーは賞金首すべてを名なしに譲り、自分は復讐が果たせたと夕陽に向かって去っていく。
 名なしは馬車に賞金首の死体をごろごろと載せ、生き残っていたもう一人も射ち、載せて屋根から出たときに木に引っ掛けてあったサドルバッグを回収して去る。

解釈

コメント
 名なしがモーティマーを町から追い出そうとするときにホテルマン?の混乱と、モーティマーのぴかぴかの靴を履いた足をギリギリ踏んで踏み返されては殴るという「小さい」所が面白い。インディオ役のジャン・マリア・ヴォロンテが個性的で印象深い。名なしの役のクリント・イーストウッドは主演俳優としては、モーティマー役のリー・ヴァン・クリーフに食われ気味。個性的なのは印象に残る。セルジオ・レオーネ監督とクリント・イーストウッドのコンビの第二弾で、こなれている。エンニオ・モリコーネの音楽も秀逸。今回はDVDで見たが、VHSのほうではオープニングが違ったような気がする。記憶違いかも。VHSのほうを見て確認したところオープニングは同じでした。



2008年10月5日ウエスタン・ユニオンの集い。

WesternUnion

個人が特定しにくいよう、加工して見ました。


chackwagon

 展示されていたチャックワゴンのミニチュア作品。
 F先生が当店に御越しの際、「男の出発」をご参考にされてはいかがでしょうと、ご助言させていただきました。



WESTERN UNION

「真昼の決闘 HIGH NOON」

 真昼までの一時間、男はもう一度だけ保安官のバッチを胸につける

 カメラ、音楽、シナリオ、演技、この映画が公開された1952年の映画で、まぎれもない傑作だ。

 アカデミー賞主演男優賞、音楽賞、歌曲賞、録音賞に輝き今でも作品の力は失われていない。 


 この映画のもつ輝きと人間ドラマの収束は半世紀すぎた今でも観る者を魅了して、本当の映画の面白さとシリアスな展開は現代の映画を大きく突き放して、娯楽大作と呼ばれる現在のハリウッド映画のアンチ・テーゼとして君臨する。

 90年から00年代に製作されたハリウッド映画が、何故今、飽きられてきているのかを、おなじハリウッド映画たる本作「真昼の決闘 HIGH NOON」が教えてくれるのは、なんと言う皮肉な事だろう。

 舞台はハドリービルという小さな町、保安官のウィル・ケイン(ゲイリー・クーパー)はエミー(グレイス・ケリー)との結婚を境に保安官を引退して、他の町で平穏に暮らそうとしてた。

 祝福してくれる町の知人、友人たち。その結婚式の最中にもたらされた電報は、祝賀ムードを打ち消すには充分な内容であった。

 かつて逮捕したならず者フランク・ミラーが保釈されて、仲間と共に正午到着の汽車でそちらに着く。

 ケインは、町のため友人のためにと、銃を手に町に残ろうと考えるが、エリーに説得されミラー一味が到着する前に町を去ることにする。

 街道をはしる馬車を操り急ぐが、元保安官としての誇りか、男としての意地だろうか、ケインは町に戻った。

 再び保安官のバッチを胸にするケイン。

 しかし、町の住人たちは必ずおこるだろう撃ち合いを恐れ、ケインに味方するものは誰もいなかった。

 決闘の時刻となる時間軸と、ケインの心の葛藤が丁寧に描かれており正午までの一時間が、人間としての有り様と社会風刺に満ち、ラスト・シーンで堂々たる作品太さを見せてくれるだろう。

 まさしく時代をこえて受け継がれるべきタイトルである。(転載:リバティー店主たの)
 


26日は西部劇研究会に。

 マカロニだけではない西部劇ホームページの日本の西部劇ネットシーンの最古参サイト、Wide West Webの10周年オフ会へ、行って参りました。
 直木賞作家の逢坂剛先生はじめ、ガンエフェクトやミリタリー雑誌で西部劇を紹介しているD先生、T先生、西部劇熱狂の先生方、が、集いました。最高齢80歳オーバーで、僕が最若年。

 西部劇伝道のサーキット・ライダーに加わりまして、楽しいながらも緊張の時間を過ごしました。みなさんの横にいるときは必ず右手にいました。

 日曜は、くたりとしながらも、興奮冷めやらず。

 今日はF先生が、当店に赴いてくださり、西部劇のTRPGの製作について、資料一覧を今度持って来て下さる旨、また、僕の手持ちの洋書で重要な書籍について歓談しました。オールド・ツーソン巡礼にいかれるとか。
 さらに、D先生からはハートフォードのSAAを一丁温存してくださっているとのメッセージが、来ました。ずいぶん温存してくださって、ご厚意に感謝しました。



[WESTERN]TV:空かける強盗団

 今夜、東京の日本テレビ2:09~4:00の映画「空かける強盗団」が放送されます。
 監督:ハイ・アバーバック
 出演:ゼロ・モステル、キム・ノヴァク、クリント・ウォーカー、マコ(岩松信)

 DVD、VHS未発売または廃盤です。1969年、アメリカ。


[WESTERN]8mm映写機が安い。

大人の科学 8ミリ映写機
メーカー:学研
価格:¥ 7,980
新品価格:¥ 7,980より
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 西部劇の現像済みフイルムが手に入ったら買ってもいいくらい。
 ちょっとしたオブジェには、なりますね。

 音声は多分でないと思うけれど。

 もう一つこのシリーズで欲しいのが、スターリング機関のモデル。