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GameDesign 西部劇TRPG開発日誌

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[WESTERN]ゴッドレス ――神の消えた町――

Netflix (ネットフリックス) オリジナル。

第一話クリードの事件
 虐殺し尽くされた町の光景から誰がなぜという疑問符を抱えて視聴者は物語を突きつけられる。
 吊された遺体はキリスト像を連想させる。
 私が死ぬのは今じゃないんだ。

三話『馬から学ぶ知恵』
 乗馬のくだり。ロイ・グッドとトラッキーの男らしいやり取りが胸を打つ。

第七話
 銃撃戦が圧巻。正統西部劇で重い主題である父性との対決。

ボンデッド・ウイスキーを頼むシーンがあるが、ボンデッド・バーボン・ウイスキーの意味はボトル・イン・ボンド法成立は1897年からで、ちょっとオーパーツになっている。



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[WESTERN]コマンチェロ

THE COMANCHEROS(1961)

監督: マイケル・カーティス
製作: ジョージ・シャーマン
原作: ポール・I・ウェルマン
脚本: ジェームズ・エドワード・グラント
クレア・ハフェーカー
撮影: ウィリアム・H・クローシア
振付: ハル・ベルファー
音楽: エルマー・バーンスタイン

出演

スチュアート・ホイットマン
ジョン・ウェイン
リー・マーヴィン
アイナ・バリン
ブルース・キャボット
ネヘミア・パーソフ
マイケル・アンサラ
ハリー・ケリー・Jr
ジャック・イーラム


関係

 1843年ニューオーリンズで、立会人のもとの紳士的決闘で勝ったが相手が決闘を嫌う判事の息子だったため、指名手配を受けたモンシュア・ポール・リグレット。 逃避行ながら優雅にミシシッピの外輪船でギャンブルを楽しんでいたが、謎の美人にサロンで接触され、ワインの誘いに乗る。金目当ての女だと誤解していた。

 朝、船内で寝込みをテキサス警備隊のジェイク・カッター大尉(J・ウェイン)に手錠をはめられ御用となる。リグレットは、ルイジアナで引き渡され、ニューオーリンズで絞首刑となるという。港でラバをあてがわれる。途上、インディアンに襲われた農場に着く。埋葬し終わると、モンシュアはカッターをスコップで一打ちして襲い逃げる。逃がしたカッターは警備隊に戻る。 シル砦から盗まれた銃を横流しするというエド・マクベインという男を警備隊は勾留していた。そこで、カッターはエド・マクベインに扮して武器商人になりすまし、取引先のスイート・ウォーターへ向かう。

 インディアンに頭の皮を一部はがれたタリー・クロウという武器取引の初対面の男と接触し、コマンチではなくコマンチェロと闇取引をするという。クロウの信用を得るため、町に繰り出して一緒に酒を飲んで暴れる。タリー・クロウとエド・マクベインは、ギャンブルのテーブルでリグレットに鉢合わせるが、リグレットは赤の他人の振りをしていた。しかし、クロウはそれを見抜き、自分は負けが込んで勝ち逃げするマクベインにイカサマの難癖を付け、マクベインとクロウは撃ち合いになり、クロウは死ぬ。

 カッターはリグレットを改めて捕まえる。 農場で警備隊の一部と合流したところで、コマンチではなく、白人も混じっているコマンチェロに襲われる。リグレットも逃げずに戦い、かろうじて撃退する。(襲撃で馬や牛を盗まれるシーンは迫力がある)襲撃後、赤ん坊が産まれ、祝う。

 襲撃が予想される、マーシャル夫人の農場へ。カッターは農場の柵の修理を頼まれる。夫人と娘を町へ避難させようとする。マーシャル夫人はテキサスが共和国になる四年前、サム・ヒューストン将軍とカッターとカッターの友人であった夫が一緒に戦い、夫は命を落としたという。

 カッターはリグレットの功績に免じて処遇について心当たりがあった。グリーン判事の発案で、法的には無理だが、テキサス流には、警備隊全員がリグレットが警備隊にずっと所属していたという偽証の書類を全員が出すことで、リグレットを無罪にするようにすることが出来るという。リグレットは警備隊の一員としてコマンチェロの捜査に協力させられる。 

 

変化

 コマンチェロの捜査には監視役のトーブが遠くからつく。コマンチとも遭遇するが、タバコを渡して挨拶するだけだった。カッターとリグレットは武器商人として、コマンチェロと接触。銃を渡すが撃針を抜いてあるとして、金を受け取ったら渡すという交渉は決裂。二人は手首がらぶら下げられる刑にかけられる。船で会った謎の美人が通りかかり、二人を降ろすよう命じる。

 コマンチェロはインディアン相手の商売を一つにまとめる掟第一の自給自足体制の泥棒社会組織だった。謎の美人はリグレットがギャンブラーということ、カッターはクロウを倒した腕の立つ男として、コマンチェロに入れるよう私設法廷で認めさせる。刑に処され、その姿を悲しみ祈る老婆がいた。ボスは車椅子の男で、謎の美人ピラー・グレールの父だった。アイアン・シャツ酋長の舞台が帰還し賑わう。銃で祝砲を撃ち、フラメンコやタップを踊り、槍の隙間を馬上に立ってすり抜けたり、馬鹿騒ぎの中、グレールはこの世の人間関係は力の上下関係しかないと話す。それはたとえ夫婦関係であったとしてもだという。カッターははじめはいがみあうかもしれないが、夫婦はそうして話が通じ合うようになるという。グレールはカッターがテキサス警備隊員のバッジを船で付けていたことを知っていると暗に脅す。

 トーブを当てにしていたが、コマンチェロに矢で射かけられ殺されてしまう。カッターが脱出できるよう馬車の手配をしてくれたグレール。銃がないため、カッターは葉巻の火を貸してくれと酔っ払いに話しかけ、顔を近づけてふかしている隙に相手のホルスターから銃を掠め取る。

 晩餐で、リグレットとカッター、ピラー・グレールとコマンチェロのボスの父、アイアン・シャツ酋長がテーブルを囲む。そこにトーブの死体が運び込まれて、正体が暴かれたリグレットとカッターは刃物で部下を殺し、リグレットとカッター、ピラー・グレールは、コマンチェロのボスを人質に用意した馬車で闇に紛れて脱出する。コマンチェロのボスは大声を馬車の中で上げて、コマンチェロを起こす。

 刑に処され、その姿を悲しみ祈っていた老婆がナイフを持って、車中のコマンチェロのボスに一刺しし、復讐を果たす。追跡にスピードを上げた馬車はついに横転し、絶体絶命の危機となるが、あらわれた大勢のテキサス警備隊が一列になってコマンチェロの突進を押し返していく。コマンチェロのアジトは燃やされた。

 カッターがリグレットに銃を渡しテキサス警備隊に合流して別れる。リグレットがマーシャル夫人の農場の柵を直してやれと、声を掛けて、ピラーと共に残る。

 

 

解釈

 力の上下関係で人間関係が決まるという主張に、そうではない象徴として愛を謳った。
 盛り込みすぎた内容で、何を描いているのかよくわからないという評価です。
 細々した工夫が散らばっていて、楽しいネタがたくさんありました。

 蒸気船内はタバコの煙と綿の取り引きの話でいっぱいになっている。
 テキサスはアメリカと早く一緒になりたいから、ご機嫌取りをして、テキサス警備隊を派遣している。
 奪った銃の弾が抜かれている。
 襲撃のあとに残った人形は小さな女の子がいたという意味になる。
 罪を犯して反省している者が聖書を要求する。
 だるま型の煙突のついたストーブは定番の家具。
 馬に水を飲ませるのは馬の身体が冷えてからではないと病気になる。
 妻を亡くした命日をはっきり覚えていて、今日は亡くしてから何ヶ月と何日目だとはっきり答えられるのが、亡くした妻を想っていると感じさせる。
 金床を手錠の一方にはめて持たせると逃げられにくい。
 双眼鏡とよく磨いたフライパンで光を反射させて合図を送る。
 車いすの車輪は丸く切り抜いた木の板。
 馬車の幌をはがして、ランプの油と火をうつして、走りすぎたところに火の手を上げさせる。
 実際のコマンチェロについては、「史上最強のインディアン コマンチ族の興亡」に。

 



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[WESTERN]片目のジャック

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 トランプの名称から由来するタイトルです。
 


 


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[WESTERN]「カウボーイ&エイリアン」

 まだDVD発売前なので、ネタバレは、なしの方向で載せておきます。
 原作はアメコミですが、映画版はほとんど異なります。

 


 

 アメコミ版ではエイリアンと会話したり、「マニフェスト・ディスティニー(明白なる天命)」というスローガンで白人がアメリカ大陸を征服したことへのアンチテーゼが描かれていました。


 DUKE廣井先生はマカロニへのリスペクトと読み取ったとのお話をちらりと伺いました。
 と、すると、金へ執着するものがエイリアンだというわけですから、僕はマカロニへのリスペクトというより、やはりマカロニへのアンチテーゼやアレルギーを示していると考えます。


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 手元にありますが観たら寸評でも。

 TVMなのかもしれません。アーネスト・ボーグナインの老成振りに驚きました。眼鏡をかけていると別人のよう。
 ショットガンを金鋸で切り落として、ソードオフにして、チョークを広げるところが印象的でした。西部開拓時代から新たな時代への変わり目。古い時代への回帰を否定した、不安の入り混じった希望への前進が流血によって贖われる。




[WESTERN]決断の45口径

 12月2日レンタル開始予定情報を聞き出しました。

 「決断の45口径」

 監督
 クレイグ・R・バクスリー

 出演
 キャスパー・ヴァン・ディーン
 アーネスト・ボーグナイン
 ブルース・ボックスライトナー
 ウィリアム・アザートン

 シネマファストより。
 詳細不明です。

「カンサス騎兵隊」

「カンサス騎兵隊」
SANTA FE TRAIL
1940
本邦公開1948(昭和23)

脚本
ロバート・バックナー
撮影
ソル・ポリト
音楽
マックス・スタイナー
監督
マイケル・カーティス

出演
エロール・フリン
オリヴィア・デ・ハヴィランド
ロナルド・レーガン
レイモンド・マッセイ
ヴァン・ヘフリン
アラン・ヘイル